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「ドメインのおうち」サポートからのお知らせ
●メールの振分け機能について
「ドメインのおうち」のメールサービス(ポストを作る)では2001年01月15日より、「メールの振分け機能」が利用できるようになりました。当ページでは「メールの振分け機能」の利用方法について説明いたします。


機能概要
設定方法
振分け事例紹介
正規表現解説

「メールの振分け機能」とは、受信したメールを、異なるメールアドレスに転送したり、
ゴミ箱行きにしたり、メールボックスに入れたり、条件により振分けることができる機能です。
更にメールをある程度加工して転送することも可能です。

具体的な用途としては、スパムメールをゴミ箱に捨てたり、お気に入りのメーリングリストや
メールマガジンのみを会社のメールアドレスに転送したりできます。
この機能を上手に利用して、より快適なメールライフを満喫してください!

<主な機能>
・メールアドレスや文字(英文字のみ)による条件設定
・メールを小さくする「先頭**行」や「記号削除」機能
・メール転送・ゴミ箱・メールBOX・自動応答機能
日本語の題名を含むメールをフィルタリングできる

注:設定を間違えるとメールが届かずに消えることも有りますので、ご設定には十分ご注意ください。又、振分けの為に1つ以上プログラムを通しますので、それだけトラブルのリスクも高まります。安定利用重視の方は興味本位で利用しないようにお願いいたします。

1. お客様設定ログインページからログインして「アカウント設定」ボタンを押して下記を表示してください。



2. 振分け機能を有効にするには、(1) に「振分け」をご指定ください

   注:「振分け」に設定すると「行き先」に「転送」を設定しない限り、
「転送先メールアドレス」に指定したアドレスに転送されません。


3. (2) に「振分けするメールを絞り込む条件」を指定してください

 ・「選択なし」・・・何も処理は行われません。
 ・「全メール」・・・全てのメールが対象になります。
 ・「日本語メール一致」・・・日本語を含むメールが対象になります。場合によっては、日本語を含まないメールを受信することもあります。
 ・「日本語メール不一致」・・・日本語を含まないメールが対象になります。
 ・「題名一致」・・・題名(Subject:)条件値(日本語不可)と一致する文字があれば対象になります。
 ・「題名不一致」・・・題名(Subject:)条件値(日本語不可)と一致しない文字があれば対象になります。
 ・「日本語題名一致」・・・題名(Subject:)条件値(日本語可。文字コードが、JISである場合に限ります)と一致する文字があれば対象になります。
 ・「日本語題名不一致」・・・題名(Subject:)条件値(日本語可。文字コードが、JISである場合に限ります)と一致しなければ対象になります。
 ・「From一致」・・・差出人(From:)条件値と一致する文字があれば対象になります。
 ・「From不一致」・・・差出人(From:)条件値と一致しなければ対象になります。
 ・「To一致」・・・宛先(To:)条件値と一致する文字があれば対象になります。
 ・「To不一致」・・・宛先(To:)条件値と一致しなければ対象になります。
 ・「Received一致」・・・メール経路(Received:)条件値と一致する文字があれば対象になります。
 ・「Received不一致」・・・メール経路(Received:)条件値と一致しなければ対象になります。
 ・「Date一致」・・・受信日時(Date:)条件値と一致する文字があれば対象になります。
 ・「Date不一致」・・・受信日時(Date:)条件値と一致しなければ対象になります。
 ・「X-Mailer一致」・・・メールソフト(X-Mailer:)条件値と一致する文字があれば対象になります。
 ・「X-Mailer不一致」・・・メールソフト(X-Mailer:)条件値と一致しない文字があれば対象になります。
 ・「本文一致」・・・本文条件値と一致する文字があれば対象になります。日本語文字列には対応しておりません。
 ・「本文不一致」・・・本文条件値と一致しない文字があれば対象になります。日本語文字列には対応しておりません。
 ・「より大きい」・・・メールのサイズ(単位Byte)条件値より大きければ対象になります。
 ・「より小さい」・・・メールのサイズ(単位Byte)条件値より小さければ対象になります。

4. (3) に「条件」により「条件値」が必要なものはここに指定してください。
 半角文字のみ入力可能です。基本的に大文字・小文字を区別しません。
 よって、JAPAN と japan は同一と見なされます。正規表現可能です。

5. (4)にメールの加工方法を指定してください。但しメール転送でのみ有効です。

 ・「選択なし」・・・何も加工処理は行われません。
 ・「先頭**行」・・・メールヘッダー含めて**行のみ転送します。
 ・「記号削除」・・・全角記号を削除し、半角記号の繰り返しを1つにします。
           また、全角英数字を半角にします。
           処理対象のメールは、250KB以内のメールに限られます。

6. (5)にメールの「行き先」を指定してください。

 ・「選択なし」・・・何も行われません。
 ・「メールBOX」・・・「メールBOX」にメール転送します。
 ・「転送*」・・・「転送先メールアドレス*」にメール転送します。
 ・「転送*・メールBOX」・・・「転送先メールアドレス*」と「メールBOX」にメール転送します。
 ・「ゴミ箱」・・・メールを捨てます。
 ・「自動応答*」・・・「自動応答文*」を自動応答します。仕様上、下記の制限が有ります
          ・Toが自アドレス宛のみ応答(MLには応答しません)
          ・自アドレスには応答しません
          ・同じメールアドレスには続けて応答しません
          ・「条件」は「本文一致」「全角あり」は選択できません。
 ・「下に連結」・・・「条件」や「フィルタ」を組み合わせたいときに利用します。但し下記の制限が有ります
          ・「条件」の組合せの内、”ヘッダー系”と”本文系”は組合せできません。
           (ヘッダー系:題名一致、From一致、To一致、題名不一致、From不一致、To不一致)
           (本文系  :本文一致、本文不一致、全角あり)

7. (6)は「振分け動作」の指定です。重要項目

 ・「条件一致で処理終了。全条件不一致の場合メールBOXに入れる」
  条件を上から順番に評価し、一致してその条件が実行されると、振分け処理はその時点で停止します。
  どの条件にも一致しなければ、メールBOXに入ります。

 ・「条件一致でも処理継続。最後に必ずメールBOXに入れる」
  条件を上から順番に評価し、一致してその条件が実行されても、振分け処理は継続し、次の条件を評価します。
  最終的にメールBOXに必ず入ります。

 ・「条件一致で処理終了。全条件不一致の場合ゴミ箱に捨てる」
  条件を上から順番に評価し、一致してその条件が実行されると、振分け処理はその時点で停止します。
  どの条件にも一致しなければ、ゴミ箱に捨てます。

 ・「条件一致でも処理継続。最後に必ずゴミ箱に捨てる」
  条件を上から順番に評価し、一致してその条件が実行されても、振分け処理は継続し、次の条件を評価します。
  最終的に必ずゴミ箱に捨てます。

8. (7)は「自動応答文」の指定です。

 ・3つの指定の合計で約5000バイト程度の文章が登録できます。
 ・半角カナは指定しないで下さい。振分けが誤動作する可能性が有ります。

1. 日本語メールのみをメールボックスに入れるサンプル画像
 海外からの迷惑メール対策に効果的です。
 場合によっては、日本語を含まないメールを受信することもあります。

  [条件1]
  条件選択: 日本語メール一致
  条件値 : (空白のままでOK)
  行き先 : メールBOX
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合ゴミ箱に捨てる

2. HTMLメールを排除する(サンプル画像
  条件選択: Content-Type不一致
  条件値  : (text/html|multipart/alternative)
  行き先  : メールボックス or 転送
  振分動作: 条件一致でも処理継続。最後に必ずゴミ箱に捨てる

3. 未承諾広告など、特定のキーワードを含むメールを排除するサンプル画像
 例では、一致したメールを「転送」していますが、「ゴミ箱」行きにして削除することも可能です。正規表現を使ったパターンを設定することも可能です。例えば「未.*広.*告」という条件値にすれば、「未承諾 ★広告」のような件名のメールをフィルタできます。
  [条件1]
  条件選択: 日本語題名一致
  条件値  : 出会い|アダルト|未承諾|無料
  行き先  : 転送1

  [条件2]
  条件選択: 全メール
  行き先  : 転送2
  
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合ゴミ箱に捨てる

4. To(宛先)に cup.com を複数含むメールを排除する(サンプル画像
  条件選択: To一致
  条件値  : @cup\.com.*@cup\.com
  行き先  : ゴミ箱
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合メールBOXに入れる

5.特定のドメインからのメールを排除する(サンプル画像
 「○○.ca」や「○○.to」や「○○.ac」というドメイン(○○には不特定の文字列が入ります)からのメールを排除したい場合、以下の振分けを設定してください。
  条件選択: From一致
  条件値 : \.(ca|to|ac)>?$
  行き先 : ゴミ箱
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合メールBOXに入れる


6.添付ファイル付きメールを別アドレスに転送する(サンプル画像
  条件選択: Content-Type一致
  条件値 : multipart/mixed
  行き先 : 転送
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合メールBOXに入れる

7.メールソフトが設定されていないメールにマッチさせる
 次の設定では、メールソフトの情報(X-Mailer フィールド)がないメールを転送しています。X-Mailer フィールドのないメールは、スパムの可能性が高くなります。ただし、正規のメールでも、X-Mailer フィールドが設定されていない場合がありますので、設定には十分に注意してください。
  条件選択: X-Mailer不一致
  条件値 :(空欄)
  行き先 : ゴミ箱
  振分動作: 条件一致で処理終了。全条件不一致の場合メールBOXに入れる
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